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「文武両道に秀でる」という言葉がありますが、現在ではなじみの薄い言葉になっています。しかし、現在の子ども達にとっても大変必要なことです。「文」とは当然勉強をさす言葉でしょうが、「武」は武道というより「様々な体験」と置き換えて、その中から多くのものを学び、役立てる力 「生きる力」ではないでしょうか。2つの力を備えた人間こそこれからの将来必要になる人材資源です。
学力向上の必要性
● 基礎学力の大切さ
小学校で学ぶ学習単元は、生きるために必要不可欠な知識で、将来に向けての基礎知識です。中学受験を目指すか否かで、理解度や問題の難易度に差を設けるべきではないでしょう。学んだことをきっちりと身に付け、将来に備える必要があるでしょう。
私たちの考えている基礎学力とは公立学校のレベルではなく、応用力も備えた学力と考えています。
● 学問・教養の基礎を大切にする
中学校の教科はあらゆる学問・教養の基礎です。
高レベルの学問を身につけることを目指すにしても基礎が身についていないと「砂上の楼閣」になってしまいます。私たちの考える基礎学力とは、標準・応用力も含まれます。
● 語学教育の大切さ
語学(言語)は特に大切です。小学校5年までは日本語を重視されるべきでしょう。特に語彙力・表現力の低下が最近目立ちます。
英語学習については、基礎が大切です。会話ではなく文法を重視します。残念ながら現在の受験では「書く」・「聞く」力は求められますが、「話す」力は求められていません。語学教育の望ましい姿では無いにしても、文法は大切です。
小学6年から中学校での英語単元を学び、英語を得意教科とするだけでなく、他の教科の学習時間の確保にも役立てましょう。
少人数・個別指導
● 各人に適した指導方法
小学生では学校での学習内容に応じて対応することが効率が高いと考えています。(実際は学校での学習の1~2単元前を学習し、予習的要素が高くなります。)
中学生では受験という現実に向けて、学校の進度の先を指導します。3年生の秋にはすべてのカリキュラム内容を終了し、受験に向けて総合力を向上させる取組を行います。
学習姿勢(意欲)の大切さ
● やる時はやる!
受け身の意識ではなく、勉強が「自分のため」という意識下でなければ、能率も効果も低くなってします。
「やる気」「集中力」「持続力」を基準に考えるべきです。また、勉強に対する態度も重要です。
これらを身につけることは一朝一夕にはなしえません。普段の積み重ねによって、どんな場面でもなし得るようになります。
● 回答(正解)を書けばよいのではない!
答えが合っているだけでは意味がありません。
「考え方」や「感じ方」・「想像する力」を正しく理解し身につけることが大切です。
間違うことは「悪」ではなく、間違いを繰り返すことが「悪」なのです。
体験の重要性
● 一事を経ざれば、一智に長ぜず
映像社会の子ども達にとって、実際に体験することで、日々学んだ事柄や必要性をより深く理解することができます。「思いの通りできない」ことや、「想像以上のつらさ」を体験することも大切でしょう。なぜ大人が小うるさく注意する理由も少しずつ理解できてきます。シーダーズでは年に数回イベントを行います。子ども達が企画し実行する楽しい体験ですが、それが自信につながったり、社会の様子を実際の目で見・考える力につながります。
● 自由研究への取り組み
夏休みの課題として、最近自由研究が多く見受けられるようになりました。しかし、子どもにとって何をするべきか、どんな方法が良いのか想像することすら難しいことです。多くの子どもたちは出来合いのキットでお茶を濁すことが多いでしょう。
自由研究の本来の目的は時間や手間をかけて一つのことに取り組むべきことにあります。実験で得た結果だけでなく、考察やプロセスを文章化し、表現しなければなりません。
(現在まで 大阪府科学賞を5回受賞)
※ 自由研究のみの指導はできません。